動画編集に必要なGPUとCPUの選び方【DaVinci Resolve・Premiere Pro別2026年版】

動画編集に必要なGPUとCPUの選び方【DaVinci Resolve・Premiere Pro別2026年版】

自作PC組立代行・構成相談を運営しているNull PC Architectureです。

「動画編集PCを作りたいけど、GPUとCPUのどちらにお金をかければいいか分からない」

このご質問は構成相談でもよく届きます。結論から言うと、使うソフトによって答えが変わります。 GPU重視・CPU重視のどちらが正解かは、ソフト選びと切り離せません。


GPU・CPUそれぞれの役割を整理する

動画編集作業を処理するのは主にCPUとGPUの2つですが、担当している仕事が異なります。

処理の種類主に担当するパーツ
タイムラインの読み込み・カット編集CPU
エフェクト・トランジションのプレビューGPU(ソフトによりCPUも)
カラーグレーディングGPU(DaVinci Resolveは特に)
エンコード(書き出し)GPU(ハードウェアエンコード使用時)/ CPU
AI機能(ノイズ除去・自動カット)GPU

両方が連携して動く作業が多いため、「どちらかだけ強ければいい」という単純な話にはなりません。ただし、ソフトごとに依存度の重みが違います。


DaVinci Resolve:GPU重視で選ぶ

DaVinci Resolveは、GPU(CUDA / Metal / OpenCL)を積極的に使って処理を行う設計になっています。カラーグレーディング・ノイズ除去・Fusion(VFX)などの処理がGPU主導で動きます。

VRAM の目安:

編集内容推奨VRAM
1080p / H.264・H.2658GB以上
4K / H.264・H.26512GB以上
4K RAW・カラーグレーディング重視16GB以上
複数ノード・Fusion使用16〜24GB

DaVinci Resolveでは、VRAM不足になるとプレビューが落ちたり、グラフィックノードの処理がCPUに落ちて速度が下がります。4K以上を扱うなら 12GB以上のGPUを軸に構成を考えるのが基本です。

CPUはどれくらい必要か: DaVinci ResolveはGPU偏重ですが、CPUが極端に弱いと書き出しでボトルネックになります。8〜12コアクラスであれば十分で、CPUより先にGPUに投資するのが費用対効果の高い選択です。


Premiere Pro:CPUとGPUのバランスが重要

Premiere ProはGPUアクセラレーション(CUDA / Metal)を使いますが、DaVinci Resolveほどの依存度ではありません。特にAI機能(自動文字起こし・シーン検出)はCPUを多用します。

CPUコア数の目安:

編集内容推奨コア数
1080p / カット編集中心8コア
4K / エフェクト・AI機能使用12〜16コア
複数プロジェクト同時作業16コア以上

GPU(VRAM)の目安:

Premiere ProのGPU効果は主にプレビューの滑らかさとエンコード速度(NVENCなど)に出ます。8〜12GBのGPUで1080p〜4K編集は対応できるケースがほとんどです。DaVinci Resolveほど高VRAMを必要としません。


両方使う場合・これから始める場合のバランス案

どちらのソフトも使う、またはこれから始めるという方には、以下のバランスが2026年の価格環境で現実的です。

1080p編集中心(25〜35万円構成):

  • CPU:8〜10コアクラス(Ryzen 7 7700 / Core i7-14700など)
  • GPU:VRAM 12GBクラス(RTX 5060 Ti・RTX 4060 Ti相当)
  • メモリ:32GB DDR5

4K編集・本格運用(40〜55万円構成):

  • CPU:12〜16コアクラス
  • GPU:VRAM 16〜24GBクラス(RTX 5070 Ti相当以上)
  • メモリ:64GB DDR5

構成の詳細や用途に合った最適なパーツ選びは、構成相談でご相談いただくと最短で決まります。


2026年の価格環境での注意点

GPU・メモリともに高騰が続いており、「VRAM 16GB以上のGPU」は以前より高価格帯になっています。動画編集用途で予算が限られている場合は、まず12GBクラスのGPUから始めて、将来的に追加・換装するという考え方も選択肢に入ります。

ただしGPUの換装タイミングも価格次第のため、「今の予算で最大限のVRAMを確保する」構成を最初から取るのが結果的に安くなるケースも多いです。構成相談でご予算とご用途をお伝えいただければ、現状の相場に合わせた最適な配分を提案します。

「動画編集用でGPUとCPUをどう配分するか」——予算と使うソフトをお知らせください。最適な構成を提案します。

構成相談を見てみる →

まとめ

  • DaVinci ResolveはGPU(VRAM)重視、Premiere ProはCPU+GPUバランス
  • 4K以上を扱うならGPUはVRAM 12GB以上が基準
  • CPUは8〜12コアあればほとんどの動画編集で対応できる
  • 両方使う・これから始めるなら「CPU 8〜12コア・GPU VRAM 12GB以上」が現実的な出発点
  • 2026年の高騰環境では、予算配分の最適化が特に重要

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